NumberKeyの改善案と可能性
NumberKeyは、iPhoneやiPod touchをテンキーにしてしまおう、というもの。(図1)
ユニークでおもしろいアプリケーションですが、少し使ってみて気になったところがあるので、紹介がてらちょっと書いてみようと思います。
キーピッチを少しでも広くできたら...
物理的な制限があるので仕方ないことだが、ボタンが小さい&キーピッチが狭いため、指を3本ないし4本並べて使うのは、なかなか難しい(手の小さいひとならそうでもないかな?)。
手の構造上、指は横に並んでいるため、横のトータル寸法を狭くすることはできない。
しかし指の前後にはジャマなものはないので、そちらはわりと融通が利く。
そこで提案したいのが、横モードの搭載。(図2)
これでもまだ、通常のキーボードより狭くなりそうだが、少し使いやすくなるのではないだろうか。
タップ時に振動もしてみては?
現在、タップすると音が鳴るのみ。
それに加え、振動もするというのはどうだろうか。
タップ検知で振動させるのが、技術的に可能なのかはわからないが、もし可能だとしたら、オプションとして用意されていれば、利用者するひともいるのではないだろうか。
例えば、なんらかの理由により音を聞き取るのが困難、また、静かにしないといけない環境にいる、など。
テンキーの先へ...
テンキーとしてリリースされているわけだけど、もしかしてこれ、キー入力以外の制御も可能なのではないだろうか?
例えばアプリケーションを呼び出すなど。
そこで頭をよぎったのが、Optimus Pultius。
これがどんなものか、詳細は割愛するが、要するに、テンキーのようなハードウェアの各ボタンに、アプリケーション起動のような設定ができるというもの。
これがNumberKeyでもできれば、低コストで同じようなことが実現できますね。(図3)
さいごに
こんなテンキーどうだ!というインパクトはもちろんあるのだけど、それ以上にすごいと思うのは、NumberKey Connect(Mac側にインストールするアプリケーション)というのを使って連携しているということ。
上記のアプリケーション・ランチャーのように、何かテンキー以上のものになる可能性を秘めていると思います。
なんにせよ、なかなかおもしろいアプリケーションなので、気になる方は試してみるといいかもしれません。
お値段も230円(2008年9月28日現在)と、おこづかい程度で買えちゃいますしね。
おまけ
入力する際、一般のテンキーのように置いて使うのではなく、携帯電話のように手で持って親指で入力すると、入力しやすいと感じました。
お試しあれ。
- 関連リンク
- BALMUDA design - NumberKey(NumberKeyのサポートページ)
- BALMUDA design(NumberKeyの制作会社)
- App StoreのNumberKeyダウンロードページ
- ディスプレイキーボードOptimusに15キー版 Optimus Pultius(Engadgetによる紹介記事)
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